アマゾンの大刺繍 シピボ族の刺繍腰巻21茶(7)
144x62cm
茶の色が濃く染まっており模様が細かく、二列の模様がそれぞれに美しく整っている。
おそらく新品系。
シピボ族の女性たちが民族衣装の腰巻きスカートとして今も身につけている手刺し刺繍で、刺し子のように緻密な模様を全面に展開します。どれも異なる模様で引き込まれるようです。
アマゾン屋コレクションより
これは、幾何学模様が刺し子になったシピボ族の民族衣裳の巻きスカートです。
シピボ族の女性は誰でも、民族衣装として「刺繍の腰巻」を持っています。基本的に自分のものは自分で、1か月以上もかけて緻密な幾何学模様の刺繍を下絵なしで地道に作り上げ、町に出かける時や正装が必要なときに、ごく自然に身につけています。
筒状に縫い合わせて腰のあたりで調整してビーズを何重にもした腰ベルトで抑えて着用します。
一般的には、白い木綿に黒糸で細かい幾何学模様を描き、蛍光ピンクや黄色など派手な色を散りばめたものが好まれます。また、黒に染めてから白糸などで刺繍をしたものや、白地に刺繍したものを後から茶の染料で染めるなど、民芸品としてのバリエーションは様々で、テーブルセンターやタペストリーにしても素敵なインテリアになります。
刺繍のデザインはとても細かくて刺し子のようですが、よく見ると木綿布に泥で描かれる「泥染め」の幾何学模様と同様のデザインが描かれています。
ホームページ「ペルーアマゾンの先住民族シピボ族と泥染め」もご覧ください。
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