泥染め布のクッションカバー 45cm白 植物 裏はコットンの濃いグレーです。
アマゾンの泥染めは南米ペルー・アマゾンの先住民族シピボ族の伝統的な染めもので、すべてフリーハンドで模様が描かれています。
主に茶色地と白地の二種類あり、それぞれ異なる工程で幾何学模様を染めつけます。
どちらもマホガニーなどの樹皮を煮出した茶の染料の「タンニン」と、奥地で採取する特別な泥に含まれる「鉄分」の化合を利用して幾何学模様のデザインの部分だけが黒く染めるのが特徴です。
白地にデザインの場合、
一見、白い布に黒の染料でデザインを描いているだけのように思われるかもしれませんが、実際には、茶色(タンニン)の染料でデザインを描いた後、泥(鉄分)を布全面に塗りつけ、茶色のデザイン部分に泥の鉄分が結合することでデザインの部分のみが黒く発色するのです。
白地日デザインを染める染料は、タンニンを含む5種類の木の樹皮を煮出して濃縮した染料を使います。濃い黒色を出すためにはデザイン部分を茶の染料で何度も塗り重ねるため、とても手間がかかります。
詳しくは
ホームページ「ペルーアマゾンシピボ族と泥染め」をご覧ください。
https://www.amazon-dorozome.com
【ワイルーロ】というネームは、アマゾンの天然木の実で幸せを呼ぶという赤い実がありますが、この布のラインに描かれるモチーフが、その実の鞘に入っているところをデザインしたという話があるからです。実際には葉っぱのようでもあり、アヤワスカに使うチャクルーナという植物だという話もあります。